広島といえば、世界遺産の宮島や瀬戸内海の美しい島々、歴史ある市街地など、観光資源に恵まれた地域です。
しかし、意外にも大型テーマパークや派手なレジャー施設は少なく、広島県民は少し足を伸ばして県外へ遊びに行くことも多いのが特徴です。
この記事では、広島県内。その他周辺で楽しめるデートスポットやおすすめの過ごし方をご紹介いたします。
✔広島観光の実態
✔広島が人気になった理由
✔広島デートの過ごし方
もくじ
広島のレジャーを見ていきましょう。まず、県民性として「飽きっぽい」という特性があるので、そのようなエリアでは、継続的な動員が必要なレジャー施設は育ちにくいとされています。
キャンプ場や公園が並び、小谷サービスエリアなどありますが、専業のレジャー施設は、『みろくの里』くらいでしょうか。
隣の岡山県をみると、巨大プールのサントピア岡山総社、渋川マリン水族館、おもちゃ王国、ジョイフルパークなど、多数のレジャー施設が存在しています。
山口県も、秋吉のサファリランドや海響館など、大規模なものがあります。
中国地方では圧倒的な規模を誇る広島県に、大型のレジャー施設が少ないのはなぜなのでしょうか。過去にはマリーナホップや広島ナタリー、呉ポートピアランドという遊園地がありました。
しかし、高い料金やニーズとズレたアトラクションにより人気が低迷。バブル崩壊の影響で苦戦が続き、ナタリーとポートピアランドが食い合い状態になり、1990年代の終わりには両施設とも潰れてしまったのです。
しかし、レジャー施設が少ないからといって、広島県民が遊びに関心がないわけではありません。それでは、広島県民はどこで遊んでいるのでしょうか。答えは「県外」です。
遊園地なら新幹線で大阪の『ユニバーサルスタジオジャパン』に行きます。海水浴も県外に出向き、キレイな海として知られる、島根県浜田市の日本海へ向かう人は多いです。
スキーも同様で、広島には恐羅漢スノーパークがありますが、鳥取の大山の規模感には勝てないので、『だいせんホワイトリゾート』まで足を運びます。
このように、県外に遊びに行く傾向が強いのは、広島県が車社会であり、これらの施設が近いことに理由があります。
大山は3時間超ですが、日本海の海水浴場なら車で1時間半程度で行けますし、高速バスを利用する手もあります。また、新幹線に乗って出掛けるのがお手軽感覚なのです。
他地域の人は、新幹線に乗るのは「旅感覚」ですが、広島県内の中心としてある広島と福山が新幹線に乗らないと行けない距離にあるので、そうした感覚も薄いです。似たような地理的条件には、横に長い静岡県も同じ傾向があります。
県内には施設がなくても、多少近いエリアにたくさんの施設がある広島人は、とてもお得な生活をしているといえるでしょう。
地元の施設が潰れたのも、こうした移り気の激しい県民気質が影響しているのかもしれません。
「飽きたら別の場所にいけばいい」というのが広島感覚。ちゃっかりしている面もあるのです。
平成の大合併で、巨大な市となった廿日市市。廿日市市といえば宮島。広島最大の観光地があります。しかし、廿日市市は宮島だけではありません。
廿日市には巨大ゆめタウンが出現し、宮島口のある大野には、高層マンションや住宅が増えて、ベッドタウンとしての機能が充実しています。
また、廿日市市は工業都市としての性格も強く、就業人口約5万5000人に対して、広島市など市外へ通勤する人は約2万5000人、市内で勤務する人は3万人規模になります。
つまり、市内で働く人が多く、純粋なベッドタウンというわけでもありません。ちなみに、市外から通勤してくる人は約1万3000人となっていて、廿日市市は元々の産業に、数万人のベッドタウン族を追加した街なのです。
ベッドタウンと地元経済の両方をもつ廿日市市は、実際かなり暮らしやすいです。特に広電が利用できるのがポイント。
通勤や買い物などで広島市に行くときは、速度の速いJRを使う方が便利ですが、目的地によっては最初から広電を使う方が楽な場合も多いからです。
重要なのはそうした選択肢があることで、広電がここまで来てくれる大きな要因である宮島に感謝しているのが甘日市市民なのです。
人気を誇る宮島観光は、集客ベースでも安定しています。新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年でも、他の観光地に比べて客足の回復スピードは驚異的でした。
このように、絶大な底力を発揮している宮島観光は、飛躍のきっかけとなるできごとが相次ぎました。まず、最大の契機は1996年の厳島神社の世界遺産登録です。
しかし、このときはバブル崩壊の影響が如実に出始めた時期だったので、1997年に来島者が300万人を超えて以降、しばらくは200万人台の観光客しか呼べませんでした。
さらなる大きな契機は2012年の大河ドラマ『平清盛』です。この影響から、宮島への来島者数は、2011年の約363万人から、約404万人へと激増しました。
仙台、鹿児島など大河を契機に大きく観光産業が伸びたケースは多いですが、宮島にも確実な恩恵はあったのです。
次が2016年のオバマ大統領の訪問です。このあたりから一気に外国人観光客が増えていきます。2015年は約402万人だった来島者数は、2016年には約427万人と、25万人も増加します。
これによって宮島ブランドは高値安定したようで、2017年には約456万人とさらに30万人近く増えており、2024年には約485万人となったのです。
世界遺産登録は即効性はありませんでしたが、20年後に海外からのインバウンド激増という華につながりました。
広島のデートといえば、宮島や市内観光の定番だけでなく、自然や街歩きを取り入れた多彩な楽しみ方があります。
大型レジャー施設こそ少ないものの、観光資源の豊かさを活かしたデートは「特別な時間」を演出してくれるのが魅力です。
広島デートの王道はやはり厳島神社のある宮島。朱色の大鳥居と海のコントラストは、何度訪れても心が洗われる絶景です。
表参道商店街で食べ歩きをしたり、ロープウェーで弥山に登って瀬戸内海の絶景を眺めたりと、一日を通して楽しめます。カップルに人気なのは、夕暮れの海に映える鳥居のライトアップです。ロマンチックな雰囲気が二人の距離を自然と縮めてくれるでしょう。
市内中心部にある平和記念公園や原爆ドームは、広島を象徴するスポットです。お互いに歴史を学びながら散策することで、自然と深い会話が生まれます。
また、徒歩圏内の広島城は桜や紅葉の季節に美しく、写真映えする気軽に行けるデートスポットです。歴史と自然を同時に感じられるのは広島ならではの魅力です。
ちょっと足を伸ばして、尾道や呉への小旅行デートもおすすめです。
尾道は坂道と猫の街として知られ、古民家カフェやロープウェーからの眺めが人気です。のんびり散策しながら、二人だけの秘密の景色を見つけられます。
一方、呉は大和ミュージアムや海上自衛隊の艦船が間近で見られるスポットがあり、迫力ある観光が楽しめます。
瀬戸内海を眺めながら海鮮ランチを堪能するのもおすすめです。
広島湾や瀬戸内海の島々を楽しむクルーズや、サイクリングも人気のデートコースです。特にしまなみ海道は、自転車で島を巡りながら、海風を感じる爽やかなデートもおすすめ。
自然の美しさに触れながら、一緒に汗を流す体験は二人の絆を深めるきっかけになります。
日中の観光を終えたら、夜は市街地でしっとりと過ごすのも素敵です。広島駅周辺や流川には、雰囲気の良いバーやオイスターバーが点在しています。
昼間は観光でにぎやかに、夜は落ち着いた空間でゆったりと語り合う、緩急のあるデートが広島の魅力です。
「広島のデートの楽しみ方!広島県民のおすすめデート事情」はいかがでしたか?
広島のデートは、大型テーマパークのような派手さは少ないものの、歴史や自然、グルメ、景色といった多様な魅力を一度に味わえるのが特徴です。
宮島や市内観光でしっとりと、尾道や呉で小旅行気分を、しまなみ海道で爽快に、その日の気分に合わせて選べるのが広島デートの強みです。
「派手さよりも心に残る時間を大切にしたい」というカップルには、広島デートがピッタリですね。
この記事は、広島市の結婚相談所「ラポールアンカー広島」が執筆いたしました。
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