群馬県といえば温泉、豊かな自然、そして素朴ながら深い味わいのソウルフード。そのような魅力あふれる群馬。実は県民の結婚観や婚活スタイルにも独自性があります。
昔ながらの「かかあ天下」や、上州人気質、さらには全国屈指ともいわれるギャンブル好きな男性気質など、群馬ならではの文化や気質が、恋愛や結婚のあり方にも色濃く影響を与えています。
それでは、群馬県民にはどのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、群馬県民の特徴や結婚観、婚活事情について徹底解説いたします。
✔ 群馬県の地理・文化・食の特徴
✔ 群馬県民の結婚観や婚姻傾向
✔ 群馬での婚活スタイルや出会い方
もくじ
まずは群馬県の特徴から見ていきましょう。
群馬県は関東地方の北西部、内陸に位置し、人口は約190万人。県庁所在地は前橋市で、高崎市・太田市・伊勢崎市などの中核都市もあり、平野と山岳が共存する自然豊かなエリアです。
江戸時代は中山道・草津街道の宿場町として栄え、今も温泉文化や地域祭りなどの伝統が色濃く残っています。東京へのアクセスもよく、新幹線で1時間ほどで都内へ通勤・通学が可能な利便性も魅力です。
草津温泉、水上温泉、伊香保温泉などの名湯を有し、観光地としても人気。食文化では「焼きまんじゅう」「ソースかつ丼」「おっきりこみ」など素朴で温かみのある郷土料理が多く、県民の気質も飾らず親しみやすい印象です。
群馬県の平均結婚年齢は、男性が約31歳、女性が約29歳で、全国平均とほぼ同水準。都市部ではキャリア重視の傾向も見られますが、全体的には結婚や家庭に対する価値観がやや保守的で、20代後半〜30代前半での結婚を希望する人が多い傾向です。
神前式・仏前式・人前式と様々なスタイルが選ばれており、地域によっては親戚づきあいを大切にする家風も健在。温泉旅館での宿泊型ウェディングや、自然を背景にしたガーデンウェディングも人気です。
出会いの場が限られることから、婚活パーティーやマッチングアプリ、結婚相談所の利用者が年々増加しています。特に、高崎市や前橋市では自治体主催の婚活イベントや、農業・地場産業と連携した地域婚活も盛んです。
結婚相談所では、地元出身同士はもちろん、Uターン・Iターン希望者とのマッチングも増えており、自然に囲まれた中で落ち着いた生活を求める層に人気があります。
北関東の3県は、いろいろな意味でよく比較されます。
「地域ブランド調査」の結果がよく話のネタにされますが、基本的に、茨城、群馬、栃木がワースト10に入っています。
このような結果を気にする必要はなさそうですが、実は各県の行政レベルで一喜一憂しているようです。
ダメな県のレッテルを貼られた北関東3県のライバル関係は、はたから見れば低レベルの争いにしか見えないかもしれません。
レベルはどうあれ、北関東3県それぞれの県民は、自県に対して多少の自虐性を持ちつつも、郷土愛はそれぞれに強く、プライドもしっかりと持っています。そうしたプライドが、他の2県には負けたくないというライバル意識を生み出しています。
ここからは北関東3県の3すくみの勝負というより、群馬の視点から話をしていきます。
「北関東3県で群馬の永遠のライバルとは?」
この質問を群馬県民にすると、おそらく多くの人が「栃木」と答えるはずです。なにせ群馬と栃木にはいろいろと共通項が多いのです。
などなど、人気のB級グルメの系統や素材も似ていて、ジャガイモ入りの焼きそばは、どちらの県にも存在するメニューです。
これは、群馬県東部と栃木県南西部の一帯が両毛地域と呼ばれ、昔から結び付きが強かったことも要因としてあります。
似た者同士だけに、ほぼ同じ土で勝負となる群馬と栃木は、ライバル県として認定しても良いでしょう。
一方では仲間という表現もできます。栃木出身のお笑い芸人、U字工事が北関東内で茨城だけを敵視する(ネタにする)のも、群馬への仲間意識があるからだと思うのです。
元々、栃木県民は人が良いので、仲間意識の強い群馬を攻撃しようとすると、茨城ほど強くなれないのかもしれません。
茨城を攻撃対象とする栃木ですが、群馬もまた茨城を意識するようになりました。元々、群馬と茨城は身近な関係というわけではありません。
しかし、北関東自動車道が開通したことで、お互いの県民が行き来しやすくなりました。その距離感が縮まり、群馬と茨城の理解が深まると、群馬VS茨城の毒舌バトルが繰り広げられることになるかもしれません。
よくいわれる上州人気質は、ギャンブル好き、頑固、短気、熱しやすく冷めやすい、言葉が汚いなど、実はこれらの気質は茨城県民が持っているものと瓜二つです。
もし両県民が言い合いになったらお互い譲らず、どうしてもいいことでも泥仕合になったりするかもしれません。激しい気質同士はどうしてもぶつかるのです。
群馬県民(とくに男性)は、全国47都道府県民のなかでも屈指のギャンブル好きといわれています。そんな噂は、からっ風に身を晒す純朴な群馬県民を貶めるためのネタでは? と思っていたら、NHKの県民意識調査で群馬県民の約50%がギャンブル好きだと認めたそうです。
それでは、群馬県民がギャンブルにのめり込んだのはなぜでしょうか?
一説によると、群馬には国定忠治に代表される任侠博徒の世界の人たちが多く、盛んに博打が行われていたといいます。確かにその昔、養蚕業で潤った地域経済を背景にして、中山道の宿場には多くの賭場が開かれていたのです。
また、江戸に近かったので、江戸っ子を真似る者たちが、宵越しの金を持たない江戸っ子のきっぷの良さに憧れて金に大ざっぱになったから、という説もあります。
ギャンブルなどで派手に金を使うことは江戸っ子を見習った行動のようで、彼らは「上州江戸っ子」という名で呼ばれていたらしいです。
とくに群馬男性がギャンブル好きだというのは、「かかあ天下」が影響しています。女房が稼いできた金を、暇な旦那が湯水のように博打に使っていたというのはよくある話。
そんな女房(母親)の苦労を見てきた群馬女性たちは、男性ほどギャンブルにのめり込まないともいわれています。
公営ギャンブル花盛り何でも揃ってます! そのような群馬男性を満足させるかのように、県内の公営ギャンブルはかなり充実しています。
高崎競馬場がなくなるまでは、前橋競輪、伊勢崎オート、桐生競艇など、埼玉や福岡と共に、全てのジャンルの公営ギャンブル場が揃っている稀有な県でした。
群馬は、埼玉や福岡と比べれば、県内及び周辺地域の競技人口規模はずっと小さい。それでも全ての競技場が揃っているのは、政治的な色合いもありますが、ギャンブル好きの県民性によるところがおそらく大きいでしょう。
高崎競馬が無くなっても、ギャンブル好きにとっては、高崎市内に地方競馬の共同場外「BAOO高崎」があって馬券が買えるので、競馬自体が群馬から無くなったわけではありません。
一応は変則的に合法ギャンブルのコンプリートは続いているので「さすがは群馬!」と思わず感心するのです。
博打は公営ギャンブルだけではありません。娯楽の王様・パチンコ(スロット)も群馬県民はもちろん大好きです。
公営ギャンブルのように開催日が決められておらず、わざわざ遠方の競技場まで出向かなくていいギャンブルを県民が嫌いなわけがありません。
パチンコに関していうと、群馬はホールだけではなく、平和、西陣、三共といった遊技機の大手メーカーの本社があったことでも有名です。
これらは業界的に「桐生メーカー」と呼ばれており、全盛期には「桐生メーカー」だけで、全国シェア80%を超えていたともいわれています。このようなパチンコメーカーが、織物業の衰退で景気が迷していた桐生を救ったのはいうまでもありません。
日本のパチンコ界を支えていた群馬県。ホールに設置された「メイドイン群馬」の台で、遊戯を楽しむ県民たち。まさに見事な地産地消なのです。
ギャンブル好きの群馬県民は、一か八かの台を好んで打つ! 今日もどこかで群馬県民は、脳内物質を出して、大当たりの快感に身を委ねているのでしょう。
「かかあ天下」という単語を辞書で調べると、「妻が家庭の実権を握っている家庭のこと」。つまり、夫より妻のほうが強いという意味です。
現在の「かかあ天下」は恐妻家か、果ては鬼嫁か……ようするに”怖すぎる”ぐらいの意味で使われています。また、「亭主関白」の反対語として使われることも多いのですが、元々の意味はかなり違うのです。
養蚕が盛んだった時代、群馬の男性は、仕事や博打など、自由に外を飛び回っていました。
一方、妻は家を守るかたわら、機織工女として働いていました。そのため女性の稼ぎがよく、夫たちが「うちのかかあは天下一」「いやいやうちのかかあが……」と、働き者の妻を自慢しあったことから、「上州のかかあ天下」という言葉が生まれたといわれています。(※他にも俗説あり)
つまり、かかあ天下とは、夫の妻に対する最上級の褒め言葉であり、「鬼嫁」のような言葉ではないのです。
しかし、群馬は「かかあ天下」の土地なので、女性が強いというイメージはあります。本当のところはどうなのでしょうか。
例えば、群馬で妻が夫を尻に敷いていることや、女性が強いことを「かかあ天下」と表現しても、本来の意味に訂正されることは少ないでしょう。なぜなら群馬の女性は本当に強いからです。
一般的に群馬県民は、男女ともに気が荒いとされています。女性はアクティブで勝ち気な面を持っている反面、情に篤く、仕事も家事もとにかくよく頑張るタイプが多い。
そして元来から姉御肌なタイプも多く、群馬の男性は、短気で粗野で金に大ざっぱなので、そうした男性と結婚する女性は、やっぱり勝ち気な性格で、かつ辛抱強くないとやっていられません。
だからこそ、群馬の男性は女性の尻に敷かれるケースが多くなります。しかし、群馬女性は男性をいつも尻に敷いているわけではありません。
メンツにこだわる群馬男性を立てるところはしっかりと立てる! こうした女性の操縦の巧みさによって、男女関係や家庭が上手くいくのです。
こうした群馬女性を「優しい」という群馬男性は多いものです。しかし、群馬女性との接点がある県外者に話を聞くと、印象が違ってきます。
「ムチャクチャ気が強い」「気が強くて扱いにくい」「向上心旺盛で疲れる」といった声が聞かれました。
群馬女性が強く見えてしまう理由として、口調の強さが原因だといわれます。他県民からすれば、言葉が早口で語尾が強いのでキツい感じがするのです。
方言における強調表現などは、女性が話すと印象が悪くなる方言もあります。しかし、これはあくまで方言であって、元の性格がキツいというわけではないのです。
接する人によって、優しい、気が強いなどと評される群馬女性。県民性とは生まれた土地の風土によって作られるという説がもし本当なら、冷たいからっ風にさらされて頑張って生きてきた群馬女性が強いのも当然だといえそうです。
ちなみに、群馬は日本一の不美人の産地らしい……。北関東には水戸というこちらもまた日本一の不美人の産地があって、こんなところでも北関東のライバル関係があったりするのです。
群馬県の男性には、どのような特徴や結婚観があるのでしょうか。
群馬の男性といえば「上州人気質」。短気でせっかち、熱しやすく冷めやすいという印象を持たれることが多いですが、その裏には人情深さと情熱的な性格が隠れています。
直球勝負で気持ちをぶつけるストレートな恋愛スタイルが特徴で、恋愛でも結婚でも「自分の感覚を信じる」タイプが多いです。
群馬男性には全国屈指のギャンブル好きというイメージもあります。伊勢崎オートや前橋競輪、桐生競艇など公営ギャンブルが揃っている土地柄もあり、「一発逆転のロマン」に惹かれる人が多い傾向があります。
一方、家族を大切にして、情に厚い面も兼ね備えており、「外では豪快、中では温厚」というギャップに惹かれる女性もいるのです。
「かかあ天下」という言葉が根付く群馬では、女性に主導権を持たせるのが自然という文化があります。男性はプライドを保ちつつ、最終的には女性に舵を任せる「表は亭主関白、実はかかあ天下」です。
結婚後も妻の意見を尊重し、家庭の中では女性を立てる姿勢を持つ男性が多いため、落ち着いたパートナーシップを築きたい女性には理想的です。
群馬県の女性には、どのような特徴や結婚観があるのでしょうか。
群馬女性の最大の特徴は、勝ち気で芯が強いところ。歴史的に家計を支える存在だった背景から、「働き者で頼れる女性像」が根づいています。
しかし、強さばかりが前面に出るわけではなく、家族への思いやりや情の深さを大切にする家庭的な一面も持ち合わせているのが魅力です。
姉御肌な性格が多いので、結婚相手に対しては「自分の個性を受け入れてくれる人」を求める傾向があります。一緒にいて安心できる、頼れる存在に惹かれる反面、主導権を握られすぎることは苦手です。
結婚後は家庭をしっかり支える傍ら、夫を立てるところはきちんと立てるバランス型。気配りとリーダーシップを両立できる女性が多いのが特徴です。
県外から見ると、「口調がキツい」「性格が強そう」といった印象を持たれがちですが、それは真剣に向き合う姿勢や本音で接する誠実さの表れでもあります。
実際には面倒見がよく、困っている人に手を差し伸べるタイプが多く、地元での婚活では「頼れる存在」として男性から高い支持を集めています。
以上のように、群馬県の男女の特徴と結婚観を紐解くと、情に厚く、芯が強く、家族思いという共通項が浮かび上がります。
男性は豪快さと誠実さを兼ね備え、女性は自立心と家庭的な面の両方を持ち、まさに「補い合えるパートナーシップ」が理想の形となる地域性です。
「かかあ天下」も「ギャンブル好き」も、見方を変えれば、それぞれの文化や風土から生まれた人間味溢れる魅力です。
群馬での婚活は、個性を尊重し合いながら、地域の歴史と文化を活かした出会い方ができる点で、非常にユニークです。
「群馬県民の特徴と結婚観!ギャンブル好きとかかあ天下の群馬人」はいかがでしたか?
気が強くも情に厚い女性たちと、短気で熱しやすいけれど人情深い男性たち。上州ならではの男女模様は、見方を変えれば、お互いを補い合える理想的な組み合わせともいえるでしょう。
地元に根ざした温泉文化や伝統行事、郷土料理、そしてちょっとした自虐とライバル意識。群馬の婚活は、地域の魅力そのものを感じながら進めていくスタイルです。
個性派ぞろいの群馬県民だからこそ、「ここにしかないご縁」もきっと見つかるはずです。
この記事は、群馬県高崎市の結婚相談所「ラポールアンカー高崎」が執筆いたしました。
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