広島といえば、誰もが思い浮かべる「お好み焼き」や「牡蠣」、そして爽やかな香りが魅力の「広島レモン」など、食の宝庫として知られています。
そのような広島ですが、かつては「おしい!広島」というユニークなキャッチコピーで自虐的にPRされていたのをご存知でしょうか。
時を経てキャンペーンは「おいしい!広島」へと進化し、地元の誇りを前面に押し出した魅力発信が始まりました。広島の食文化は、ただ味わうだけでなく、人と人とをつなぎ、会話や思い出を育むきっかけにもなります。
この記事では、「おいしい!広島」をテーマに、カップルにおすすめの広島デートプランをご紹介いたします。
✔広島県のPR活動
✔PR活動の歴史と進化
✔「おいしい!広島」をテーマにした広島デートプラン
もくじ
広島人は、他県の人からみると、自分の故郷を話すとき、ちょっと自虐的に見えそうです。
隣の岡山人も、その傾向があるので中国地方全般にいえるかもしれませんが、日本を代表する都市の一つである広島市を擁していながら自虐的なのはなぜでしょうか。
これは単なるイメージだったわけですが、皮肉にも広島県白身によって証明されてしまいました。2012年、県は大々的に「おしい!広島県」と銘打った観光PRキャンペーンを開始したのである。
「レモンの生産日本一なのに広島県民も知らない」「お好み焼き店の数が日本一なのに『広島風』といってしまう」など、これらの「おしい」ポイントを「おいしい」に昇華させることが、キャンペーンの目的です。
イメージキャラクターには広島県出身タレントの有吉弘行を起用し、毒舌キャラクターの有吉が表に立つことで、アグレッシブさが際立つ企画となりました。
そうはいっても、たとえ「惜しい」のだとしても、このようなアピールの仕方は斬新すぎるのではないでしょうか。堂々と「すごい!」で良さそうな気もするのですが……。
実際に広島人にこの疑問を聞いてみると、「実際にたいしたことないし?」という答えが返ってきました。
しかし、筆者である私は、広島焼きや牡蠣、もみじまんじゅうなどの魅力を語ってみると、広島人からようやくお国自慢が聞こえてきました。
こうした気質を考えると「おしい!」は地元感覚にマッチしたキャッチフレーズのようです。
これらのキャンペーンは「泣ける!広島県」「カンパイ!広島県」を経て、2018年にはついに「すごい広島祭」へと前進します。もはや自虐を超えて「調子に乗っている」路線なのです。
この「おしい!広島県」キャンペーンの仕掛け人は、当時の県広報総括監、樫野孝人。雑誌編集者、福岡ドームプロデューサー、映画プロデューサーなど、メディア経験、地域振興企画経験が豊富な人物です。
神戸市長選に出馬した政治家としての顔もあります。そして、この樫野を起用した県知事、湯崎英彦もキーパーソンです。
湯崎は通産省(現経産省)出身の元官僚ですが、早々に退官し、長らくIT業界で活動しました。その当時の縁で、このコンビが組まれたのです。
しかし、なぜ「おしい!」だったのでしょうか。それは、当時のリサーチ結果の中で、東京など大都市圏における広島の「存在感」が非常に希薄だったことに始まっています。
まずは目立つことが最重要で、目を引く企画が必要でした。その中で、広島県民の気質とマッチするのが「おしい!」だと判断されたのでしょう。
地域振興企画では、「おしい!」のようにマイナスイメージを伴う企画は通りにくいです。役人の石頭故といえば簡単ですが、広島県はこの壁を突破できるトップがいたことで、「おしい!」を動かせたのです。
このキャンペーンは最終局面まできたといえるでしょう。それは、「おしい!広島」「「泣ける!広島県」「カンパイ!広島県」「すごい広島祭」から、ついに2024年「おいしい!広島」へ名称を変えたのです。
広島県は、地元ならではの多彩な食の魅力を発信し、観光誘客や交流人口の拡大につなげるプロジェクト「おいしい!広島」の展開を始めました。
生産者や自治体の担当者らが集結し、オール広島による食の魅力創出に向けて一致団結しました。自虐的な観光PR「おしい!」で注目を集めた広島県。
「おいしい」のブランドイメージは定着するのでしょうか。
広島の観光キャンペーンが「おしい!」から「おいしい!」へ進化したように、デートもただ遊ぶだけではなく「美味しい体験」を一緒に味わうことが大切です。
広島のおいしい食を通じて、自然に会話が弾み、思い出が深まるデートプランをご紹介します。
全国一の生産量を誇る「広島レモン」を活かしたスイーツやドリンクを提供するカフェは、デートの立ち寄りスポットにピッタリです。
レモネードを飲みながら「やっぱり広島レモンは香りが違うね」と話すだけで、地元の魅力を一緒に再発見できます。爽やかな味わいが二人の空気をさらに明るくしてくれるでしょう。
広島のお好み焼きは欠かせないデートスポットです。特に「そば派?うどん派?」という鉄板の会話は、相手の好みを知るきっかけになります。
焼きあがるのを待ちながら「私はそば派かな」「今度はうどんにしてみる?」とやり取りすることで、二人の距離が自然と近づきます。
冬ならぜひ牡蠣小屋へ。炭火で焼きたての牡蠣を一緒に食べる体験は、非日常感とワクワク感が満載です。
「熱いから気をつけてね」と声をかけ合う瞬間に、自然な優しさや気遣いを見せられるのもポイントです。デートの雰囲気を温める最高のグルメ体験になります。
広島の西条は日本三大酒どころの一つ。蔵元巡りをしながら、利き酒体験で「このお酒は香りがフルーティだね」と感想を共有するのも大人の楽しみです。
お酒の好みを知ることで、二人の価値観やライフスタイルが垣間見えるのも魅力的です。
「『おいしい!広島』をテーマにした広島デートプランをご紹介」はいかがでしたか?
「おいしい!広島」のキャンペーンが教えてくれるのは、広島の魅力は自虐ではなく自信を持って語れる美味しさにあります。
デートでも「おいしい!」を一緒に感じる体験は、心を通わせる一番の近道です。料理を分け合い、美味しさを共有する時間が、未来の二人をつなぐ思い出になります。
ぜひ、広島グルメを堪能し、二人の距離を縮めてくださいね。
この記事は、広島市の結婚相談所「ラポールアンカー広島」が執筆いたしました。
結婚相談やお見合い、婚活なら結婚相談所のラポールアンカー
時間や場所は会員様のご都合で結婚相談いたします。
「ホームページや口コミで評判」とおすすめ。
初回無料・完全予約制・プライバシー厳守です!
法律を守って運営している
地域密着型の結婚相談所(マル適マーク取得)です。
婚活に苦戦していましたが、吉川さんにお世話になってうまくいきました。
たくさんのサポートをありがとうございます。
早めに婚活を始めていて良かったです☺️
縁があってすぐに成婚できましたが、わたしの担当さんが優しく接してくれたことがうれしかったです。
料金のわりに会員数が多くてよかったです。