婚活において性格の相性はとても大切なポイントです。特に地元への誇りや価値観が強く表れる地域では、その土地ならではの特徴を理解することが、相手との関係を深める第一歩となります。
広島県広島市は中国地方の中心都市でありながら、独自の文化と誇りを持つ街です。市民の気質には都会的なプライドや強い郷土愛、そして少し複雑な一面もあり、婚活における相性を考えるための大きなヒントになります。
この記事では、広島市民の特徴や性格から、婚活で相性が良いタイプ・悪いタイプについて徹底解説いたします。


✔広島市民の特徴や性格
✔広島市民との接し方
✔婚活での相性の良い人、悪い人(広島版)

広島県において市内といえば、それは広島市、それも広電沿線の中心部を指します。この市内という言葉は、福山や尾道ですら通用するので、いかに広島市の中心部の存在感が突出しているかわかります。
当然、市内に住む人はプライドが高く、広島市は大都会だと考えます。本通りにいくことを「街にいく」ということからも、市内以外は都会ではないというプライドも感じます。
最寄り駅が市電の電停である地域は、明確に格が高い「本当の市内」として認識されています。また、市内の格は「東京には負けるが、他の大都市と同等で他の地方都市は格下だ!」という感覚があるのも、広島市民の特徴です。
アストラムラインや高速道路の整備で市内へのアクセス環境が良くなったことで、市内意識を持つ人の範囲は拡大傾向にあります。
市内の範囲は、市電の走る合併前の旧広島市エリアですが、周辺地域から市内に通う人も「自分は市内の人間である」と考えるようになっています。
これも一律というよりも、いくつかパターンがあって、西風新都や緑井など都心部と直結している地域は市内感覚が強いです。五日市、廿日市あたりも似た感じです。
一方、横川や府中町など独立志向の強い地域は市内感覚がありません。牛田のような昔は金持ちが多かった街は、むしろ中心部を「庶民が商売をやっている街」という感覚で見下すなど、様々な傾向をもっているという話が聞けました。
市内に対する広島市民、広島県民の憧れもまた高いです。
「県内で住みたい市区郡(複数回答あり)」という調査では、中区がダントツの49.6%。2位の南区は31.2%で、以下西区、東区、安佐南区と続きます。
これほど圧倒的な人気があるだけに市内人は、自分たちが都会に住んでいるという感覚がとても強いです。しかし、それでも都会になりきれていないというコンプレックスもまた強いのです。
広島の大型店には、全国展開している地元企業が多いことも影響しているのかもしれません。例えば、エディオン(※本社は大阪に移ったが)は広島県内における存在感が強く、他の有力チェーンがあまり入ってきません。
このように、都会ならあって当たり前の店舗が存在しないケースが多いのです。
日本一の電気街である秋葉原にも店舗をもつエディオンは広島の誇りですが、同時に「広島はエディオンしかない田舎」という感覚にも繋がっているようです。
しかし現在では、再開発の進行で広島駅周辺を中心に、「当たり前」は徐々に揃ってきました。
『ジ・アウトレット広島』のオープンで、アウトレットモールも入ってきたり、パルコはずっと前からあり、中心部はオシャレな雰囲気です。
本通りなど商店街がしっかり生き残っている点は、むしろ都会ならではの雰囲気といえるでしょう。
このように、広島市は大都会と地方都市の中間に位置する、ちょうど良い都市です。広島市民における感覚も同様で、「本当は田舎だと思っている」という前提を胸に秘めつつ「広島は都会だ!」と自負しているところも可愛げがあるといえます。
広島市の強い都会感覚は、こうした複雑な感情の上に存在しているのです。
どの地域でも、地元出身の「著名人」は自慢の種です。しかし、その方向性にはいろいろなパターンがあります。
地方では、東京や海外に行って成功している人よりも、地元に留まって活躍している人をより好む傾向があります。広島にもそのような傾向はありますが、それ以上に「どこにいっても広島を忘れない」「機会があれば帰ってくる」ことを強く意識しています。
例えば、奥田民生が広島で絶大な人気を誇るのは、広島の地元愛への賜物でしょう。広島のコンサートではカープの帽子、ヘルメット、はっぴを着て演奏するなど、広島の出身であることをアピールしていたし、強い郷土意識から自然にされていました。
一方、広島を捨てて戻ってこない人には厳しい……。有名なのはプロ野球の張本勲。1976年巨人に移籍した張本は、広島でのゲームでは徹底的に敵視されました。
これは、「大選手張本がセ・リーグに移籍するなら前年初優勝を飾った地元広島へ」という期待が裏切られたことで、より敵視が過澈化したという面があります。
しかし、それでも帰ってくると、手のひらを返すのも特徴です。新井貴浩は阪神への移籍に対して敵意を向けられましたが、広島復帰後はかなりの人気を集めています。
張本も、老齢に達して被爆体験を語るようになってから、実績にふさわしい支持を得るようになりました。どこにいようとも「広島県を忘れていない」「ヨンの人になりきっていない」ことが重要なのです。
身内に対して、愛情も憎悪も非常に強い広島人。しかしこれがヨンの人に対してだと急に控えめに振る舞う傾向もあります。
広島には、牡蠣やレモンなどの名産品もあり、世界的な企業も多いです。しかし、東京や大阪に比べてトップが少ないことも事実です。マツダが「三番手グループ」の企業として、尖った車種を製造してきたのが象徴といえるでしょう。
広島人は見栄っ張りだといわれることが多く、その上で「広島よりも上の存在がある」ことをしっかり認識しています。
見栄っ張りがゆえに、「ウソをついてまで広島が一番なんて言えない」という見栄を張るのところが、実に真面目な気質です。
そう考えると、「地元を離れるとあまり広島の自慢をしない、さらに自虐傾向がある」とまでいわれる広島人の正体なのではないでしょうか。だからこそ、地元の身内に対しては、その郷土愛と身内意識が増幅されるのでしょう。
県外の人からみると、広島人の複雑な性格には、わかりにくさがあって、壁を感じてしまうという意見もありました。
特に、オープンな地元愛を炸裂させる京都人など、プライドの高い傾向のある人とは相性が悪いです。広島を認める前に、自分の郷土を自慢する相手には、冷淡に接してしまうわけです。
広島は観光都市として成功し、これからも外国人との接触もさらに増えるなど、それで構わないほどのポテンシャルがあります。
広島県のキャンペーンも「おしい!広島」から「おいしい!広島」へと成長してきたので、オープンに地元を誇っていい時期に達したような気がします。
見栄っ張り気質と同時に慎み深さをもつ広島人。その気質は、「熱しにくく冷めやすい」などといわれています。
音楽ライブなど、盛り上げ系のイベントでは、広島は鬼門といわれることが多い。集客に関しては不利ではありませんが、とにかく「広島は盛り上がらない」というのが定説としてありました。
アーティストが「よっしゃ盛り上がるぜ!」と絶叫しても、会場からは遠慮がちな「わぁ……」という声が返ってくるだけ。そういうイメージがあったのです。
遠慮がちとは言われつつも、実際の広島人は、確実に盛り上がりを見せています。しかし、バカみたいに騒ぐのは恥ずかしいから遠慮がちな態度をとるだけであり、他の地域の人に対する態度は、広島県内でもとられているのです。
それでも、「冷めやすい」というのは本当の話です。広島人はとにかく新しいものが好きで、新商品のモニタリングを行うときは、仙台と並んで広島が選ばれます。
とにかく最初は食いつきがよく、それでいてすぐ飽きる……。企業サイドは、広島人の飽きるスピードや、どのようなプロセスで飽きられていくかを分析するのだと聞いたことがあります。
その他にも、広島人は「無料配布」への食いつきが非常に悪いそうです。誇り高い広島人は施しを受けるのを嫌います。
言い換えると、貧乏でもしっかりととお金を払わないと我慢ならないのです。同じ理由で、貧乏でもブランド志向でファッションにはうるさいし、遊びやギャンブルもガンガンやるのです。
ちなみに、この広島気質は、市内を中心とする「広島市」のものです。他の都市では様相が違えど、基本的な傾向は変わりません。
変わるのはその度合いで、最も違うのは福山市。取材した結果、福山市民は「最も熱しにくく、さらに冷めやすい」という印象を持ちました。
例えば、カープ人気は福山にも及んでいますが、福山市民はそれを表に出しません。隠しているわけではありませんが、外見的には隠れカープファンです。
また、尾道は比較すれば「熱せず冷めている」であり、呉は「わりと熱くて冷めやすい」となります。
このような傾向なら、普通に考えれば広島人はマナーが良く、一見おとなしい人たちとなります。
しかし、見栄っ張りは負けず嫌いに通じるように、広島人はとにかく謝らないとか……。口も悪くなるし、ケンカに発展することもあります。
普段は格好よく「熱しにくい」ように見える広島人は、瞬間湯沸かし器の側面もあります。そうでなければ、飽きっぽい性格にはならないでしょう。
だからこそ、飽きっぽさはさっぱりした性格にもつながり、ネチネチと後に引くことは少な
い分、接しやすいともいえます。
さて、これが実際に広島人から聞いた話であり、広島県民の気質です。誤解を招くことが多く、軽薄で派手好き。そのようなイメージをもたれがちです。
外部から「広島人はようわからん」と思われているとしたら、そのような気質が影響しているのです。
広島市民は都会的なプライドと、地元愛の強さを併せ持つ特徴があります。そのため、婚活においては以下のような人が相性が良いといえます。
広島市民はカープや地元グルメ、街の歴史に強い誇りを持っています。結婚相手がこの郷土愛を尊重し、一緒に楽しんでくれる人だと心を開きやすくなります。
例えば、相手の趣味に合わせて、野球観戦や牡蠣小屋巡りを一緒に楽しんでくれるような相手は、結婚後も良好な関係を築けるでしょう。
広島市民は「見栄っ張りだけど真面目」という二面性を持っています。堅実な暮らしを大事にしながらも、時には派手さを楽しむ一面を理解してくれる人が理想的です。
結婚後の家計管理や将来設計を一緒に真剣に考えられる人は信頼されやすいでしょう。
広島には独自の文化があります。
例えば、広島焼きなのが一つのグルメ文化として根付いていますが、「どうしても関西風がいい!」と主張するのではなく、「広島のお好み焼きもおいしいね」と、何事も柔軟に受け入れられる姿勢が大切です。
このような柔軟性を持つ人は、広島市民にとって心強いパートナーになれます。
一方、広島市民の気質とぶつかりやすいタイプもいます。婚活のときは以下の点に注意してみましょう。
広島市民もプライドが高いので、同じように「自分の地元が一番!」と押しつけるタイプとは衝突しがちです。
特に京都や東京など、地元自慢を前面に出す相手は「自分の街を認めてくれない」と感じやすく、距離を取られる可能性があります。
「お互いに良い地域である」という寛容な心で接しましょう。
広島市民にとって「帰ってくる人」には優しく、「帰ってこない人」には厳しいという傾向があります。
もし結婚後に「広島には住みたくない」と言い切る相手だと、価値観の違いで関係がぎくしゃくするかもしれません。なるべく地元に理解を示して、将来的に帰省や親との交流に協力できる姿勢を示しましょう。
広島市民は「熱しにくく冷めやすい」気質がありながらも、結婚相手には誠実さを求めます。
そのため、軽いノリで約束を破ったり、浮ついた態度をとる人にはすぐに冷めてしまいます。
婚活では、真剣な気持ちを持って向き合えるかどうかがポイントです。
「広島市民の特徴と性格!婚活での相性の良い人、悪い人」はいかがでしたか?
広島市民は都会への憧れと地方都市の現実を抱えながら、独自の誇りを持っています。婚活においては、広島を一緒に楽しめる人、真面目で柔軟に接する人が良い相性です。
逆に、プライドをぶつけてきたり、広島文化を否定する相手は敬遠されがちです。婚活では相手の地元を尊重する姿勢を大切に、二人の時間を楽しみましょう。
この記事は、広島市の結婚相談所「ラポールアンカー広島」が執筆いたしました。



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