日本の伝統的なスポーツである相撲は、相撲はレスリングの一種で、日本の国技となっています。長い歴史を持つ日本の国技の相撲には、相撲に詳しくない人でも、他のスポーツに比べると何となく神聖なイメージがあるのではないでしょうか?
たくましい力士のぶつかり合いには迫力がありますね。最近ではデートで相撲観戦に行くカップルも多いです。
相撲観戦を趣味にしている人は多いですが、ビギナーにとっては何かとわからないことも多いスポーツです。テレビの相撲観戦はたまに観ても、実際に見に行ったことがある人は少ないかもしれません。
それでは、デートで相撲観戦をすると、どのような魅力があるのでしょうか?
この記事では、まだ相撲の知識があまりない人や最近興味が出てきた方も楽しめる相撲デートについて徹底解説いたします。
「デートで伝統国技に触れて神聖、新鮮な気持ちになった!」という二人の交際エピソードをご紹介いたします。
✔日本の国技「相撲」を観戦しよう
✔カップルで行く両国国技館の魅力
✔相撲観戦のポイント〜カップル編〜
もくじ
あなたは相撲に興味があるでしょうか? 相撲観戦に興味があれば、交際が始まったら、チケットを取って相撲観戦に行ったり、お家でまったり相撲を観たりするデートを楽しめます。
小さい頃から両親と一緒に相撲を観ていた人や、相撲部に入っていた経験がある人など、力士の組み合いを観るとワクワクするという人は相撲デートがおすすめです。カップルで迫力ある相撲が観られるなら、楽しさも倍増ですね!
まずはじめに、知っておくと相撲観戦が楽しくなる豆知識についてご紹介いたします。
四股を踏む動作は、取り組み前のウォーミングアップでもありますが、土中にいる邪気を払う動作でもあります。
「四股(しこ)」には「醜い」という意味があり、醜い邪気を踏んで土俵から追い払っているのです。
力士が土俵へ入る前に塩をまくことがあります。塩まきには土中の邪気を塩で清める役割があり、神へ祈りを捧げる動作です。
塩をまいて土俵入りすることを許されるのは関取になってからです。塩まきは、一人前の力士として認められた証なのです。
土俵の側には桶に入った水が置かれており、これは「力水(ちからみず)」と呼ばれます。塩をまいた後に、一つ前の試合で勝った力士から桶の水をつけてもらい、口をすすいで身を清めます。
力水を拭き取る紙は「力紙(ちからがみ)」と呼ばれ、力水が入った桶の側に置かれています。
柏手を打った後、両手を横に広げる力士独特の動作は「塵手水(ちりちょうず)」と呼ばれます。武器を持たず、身体一つで正々堂々と戦う意思の表明であり、「塵(ちり)を切る」ともいわれます。
新鮮でかっこいい相撲の動作は長い歴史から、力士の作法にも邪気を払ったり、神に祈ったりする動きが取り入れられています。
相撲を通して日本の文化に触れると、改めて日本の良さが再発見できそうです。
日本の国技、相撲の聖地「両国国技館」。六場所ある本場所のうち、一月場所、五月場所、九月場所は、こちらの両国国技館で相撲の取組みが開催されています。
一度は見てみたい相撲の本場所。チケットは、インターネットや電話、窓口、コンビニで購入できます。
さて、相撲観戦で最も人気があるのが「マス席」と呼ばれるところです。力士の息遣いまでが感じ取れるような距離感、そして名物の幕の内弁当などが提供される、VIP席のようなところです。
初めてカップルで相撲観戦に行くなら、まずはその場の雰囲気を知るためにも自由席からスタートするのもおすすめです。ぜひ一度カップルでお出かけしてみましょう。
両国国技館の近くには相撲部屋がたくさんあるので、浴衣にちょんまげの力士に遭遇できることもあります。
また、両国国技館1階にある、「相撲博物館」は入場無料です。国技としての相撲資料を収集・保存する施設です。年6回の展示替があり様々な資料を見られます。歴代の横綱や力士のまわしの展示などが迫力あり魅力です。
さらに、東京の下町風情がのこる両国は江戸東京博物館や相撲が見れる両国国技館がなどあり、外国人観光客からも人気のあるエリアです。落ち着いた大人なデートを楽しめる場所としてカップルのデート先としても人気です。
せっかく行くなら周辺のデートスポットも立ち寄ってみましょう。
両国駅すぐ近くにある「江戸東京博物館」です。こちらの博物館では、江戸から東京へと続く時代の変化を、展示物を通して学べます。
博物館と聞くと少し難しいイメージがありますが、それを覆す面白い仕掛けがたくさんあり、若いカップルや海外からの旅行者で賑わっています。
銭湯スパ「江戸遊」です。こちらの銭湯は男湯女湯とも大浴場の壁に北斎の浮世絵が大きく描かれているのが特徴的な施設です。こちらの銭湯では二人で利用できる岩盤浴があり、リラクゼーションデートを楽しむことができます。
水と緑に囲まれた日本庭園「旧安田庭園」です。庭園内は綺麗に整備された散策路があり、日本の古き良き庭園を楽しめます。園内にはベンチも設けられており、都会の喧騒を忘れてのんびりと過ごせるのが魅力的です。
世界でもっともよく知られた日本の芸術家、浮世絵師・葛飾北斎をテーマにした美術館です。並外れた作品の数々を目の当たりにすることで、デートを楽しみながらも北斎の生涯を学べます。
甘味処「北斎茶房」です。夏のかき氷が有名なこちらのお店で、あんみつやぜんざい、大福やどらやきといった和スイーツを楽しめます。デートでちょっと一息つきたくなった時に気軽に立ち寄れるお店です。
カップルで相撲観戦を趣味にするなら、力士の情報収集なども楽しみの一つにしたいところです。チケットの手配ができたら、さらに当日観戦を楽しめるように、ごひいきの力士や注目の力士についてチェックしておきましょう。
例えば、自分と同じ出身地、外国の力士などそれぞれの相撲部屋から探すことも相撲の楽しみ方の一つです。
「日本相撲協会」のホームページを見ると、最近の番付情報や力士の取り組み情報について紹介されているので参考になります。
後ろの席になると、取り組みを見るには問題ありませんが、力士の表情がはっきりとは見えません。そのとき便利なのが双眼鏡です。また暑い季節だとタオルも必要になりますし、念のためにドリンクを持参しておくと安心です。
食べ物は、せっかくなので現地について幕の内弁当を買って楽しんでみましょう。天覧相撲の際は入場の時に荷物検査がありますが、ペットボトルはいつでも持ち込みできるので安心です。
観戦に行くと本場所の場合は、テレビ放送される前から実は取り組みが始まっています。午前9時頃から序の口などの若い力士の取り組みがあり、午後2時頃になると徐々に激しくぶつかり合う幕下力士の取り組みが始まります。
続いて関取の登場です。午後6時になると相撲観戦の一日が終了です。朝からカップルでお出掛けしたら、途中で食事をしたり館内見学したり、時間をうまくつぶしながら過ごしましょう。
両国国技館は入場後、スタンプを押してもらい一回だけ外に出ることも可能です。周辺のちゃんこ鍋料理店を堪能したりコンビニで買い物をしたりしてもカップルで楽しめるでしょう。
「相撲デートは初心者にもおすすめ!カップルで行く両国国技館の魅力」はいかがでしたか?
相撲観戦の趣味は力士の歴史や相撲に関することなど、事前の調査が楽しみを倍増させるコツです。相撲に馴染みのない人も、二人で神聖で新鮮な相撲デートすると様々な発見や魅力があり、どのような価値観を持っているのかも見えてきます。
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