猛暑真っ只中の8月。「本州の暑さに付き合っていられるか!」ということで、家族揃って北海道へ脱出してきました。妻の実家で甘え倒す、順風満帆な里帰りツアーのスタートです。
今回のメインイベントは、旭川に住むお義母さんが、青森のご友人と”50年ぶり”に再会するという感動のミッション。毎年リンゴを送り合ってきたお二人が半世紀ぶりに顔を合わせる瞬間に、私たち夫婦も完全密着してきました。
さらに後半は、家族と一旦解散して、私単独での「東北爆走一人旅」へ突入。最果ての岬から大谷翔平選手の母校まで、圧倒的なフットワークで駆け抜けております。
今月も、家族の温かさと人生のロマンが詰まった「結婚の素晴らしさ」をお届けいたします。
もくじ

実は今月、大型バイクの免許を取得しました。
「北海道の富良野〜美瑛の直線道路を大型で爆走したい」という衝動だけで教習所に通い、出発直前で滑り込みセーフ。
# 相変わらず思い立ったら即行動
見渡す限りの絶景、どこまでも続く真っ直ぐな道、そして数えるほどしかない信号。すれ違うバイカーたちが颯爽とピースサインや手を振ってくれるカルチャーに触れて、「あぁ、生きてて良かった……」と風を感じる水の妖精(改め、風のライダー)。
北海道とバイクの相性は間違いなく銀河系最強です。

富良野には「星に手のとどく丘」という、名前からしてロマンチックなキャンプ場があります。8月は天の川がくっきり見える絶景スポットなのですが、私たちの真の目的は星空……ではなく「サフォーク(希少な高級羊肉)」の買い出し!
北海道といえばジンギスカンですが、このサフォーク種は別格の贅沢品。
「ここのお肉はレベチ」という噂を聞きつけて実食したところ、臭みゼロで旨味の塊! 牛や豚を凌駕する主役級の美味しさでした。北海道デートの際は、ぜひ候補に入れてみてください。

以前の旅行でお義母さんと訪れて大好評だった「エスコンフィールド」へ再び!
「あの熱気をもう一度味わいたい」というリクエストにお応えして、今回はバスツアーで参戦です。
埼玉西武ライオンズとの熱戦を見守り、結果は惜しくも0対1で惜敗……! 勝利の美酒はお預けとなりましたが、あの大空間で家族みんなでメガホンを叩いて一喜一憂する時間は、何物にも代えがたい思い出です。

旭川へ戻り、仕事仲間と10年ぶりのご対面を果たしました。普段はオンライン上で顔を合わせていますが、やっぱりリアルで会うと体感温度がまるで違いますね。
連れて行っていただいた『寿司処 美津本』は、ネタの鮮度・ボリューム・コスパのすべてが衝撃的。
さらに旭川時代に足繁く通った壺屋の『き花の杜』へ。落ち着いた雰囲気でスイーツも絶品なので、旭川デートには鉄板でおすすめです。

ここから青森へ渡るべく、旭川から函館まで約6時間のロングドライブへ。途中の道の駅でいも餅を頬張り、ご当地グルメをハントしながら南下していきます。

函館のホテルは目の前がオーシャンビュー。波音を聞きながら満天の星を眺め、夜のバイキングではカニとイクラが「これでもか」と並ぶ贅沢っぷり。
北海道のポテンシャルに胃袋が歓喜の悲鳴をあげます。

※温泉上がりの瓶牛乳は、腰に手を当てて一気飲みするのが日本の正しい作法です。

翌日は五稜郭から金森赤レンガ倉庫へ。娘とおばあちゃん(お義母さん)は人力車を体験。車夫のお兄さんがプロ級のアングルで素敵な記念写真を撮ってくれました。

函館から新幹線で本州・青森へ上陸。浅虫温泉に投宿し、夕暮れのビーチと夜空を堪能。ロビーで響く津軽三味線の生演奏に心を奪われて、「明日のドライブ用BGMは三味線一択だな」と心に誓います。

翌日は青森市内を散策して、ねぶたのミュージアム『ワ・ラッセ』へ。間近で見るねぶたの造形と迫力には息を呑むばかり。

……と感傷に浸っていたら、愛する妻が謎のサザエさん風ポーズを披露。我が家のエンターテイナーは今日も平常運転です。

旭川のお義母さんと、弘前のご友人は高校時代の同級生。高校卒業以来、なんと一度も直接会っておらず、半世紀にわたって「毎年リンゴを送り合う」という手紙と果物の絆だけでつながってこられました。
「元気なうちに一度会おう!」という話が持ち上がり、私たち夫婦がツアードライバーとしてお義母さんを青森へお連れしたわけです。
それにしても「50年ぶりの再会」って、一体どんな心境なのでしょうか。高校生だった少女が、酸いも甘いも噛み分けた70代になって顔を合わせる。
「面影が違いすぎて見失うんじゃないか?」「目印にセーラー服でも着ていくべきか?」などと外野の私たちが勝手にソワソワ。
待ち合わせ場所の『田舎館村田んぼアート』に到着。

遠くから歩いてくる姿を捉え、目が合った瞬間……お互いにパッと表情がほころび、まるで高校生の頃に戻ったような満面の笑顔で手を振り合いました。
50年という歳月の壁が一瞬で溶け去り、少女のように手を取り合う二人の姿を見て、私たち夫婦も思わず目頭が熱くなり、揃って号泣。人と人との「縁の強さ」に、ただただ圧倒された瞬間でした。
さて、ご友人は大規模なリンゴ農家さんで、年間20kgコンテナ約1,300個分を出荷されているとのこと!
「食べ放題ですね!」と無邪気に喜ぶ私に、『家ではそったら食べねぇよ。でもリンゴはめぇからな、また仰山送ってやるべ!』と、温かい津軽弁で返してくださいました。
その後は『津軽藩ねぷた村』や『弘前市りんご公園』を巡り、アップルパイや濃厚ジュースを堪能。50年越しの奇跡的な再会に、心からの乾杯を捧げました。


翌日、『十和田市現代美術館』へ。名物の巨大彫刻「スタンディング・ウーマン」の前でパシャリ。数年前の家族写真と同じアングルで撮り比べてみると、娘の確かな成長を実感します。

企画展のテーマは「ゾウ」。シュールで奥深い現代アートの世界に浸ります。

そして青森空港へ。妻と娘、お義母さんはここから北海道へ戻り、私はそのまま「みちのく一人旅」へとシフト。ここからアクセル全開の一人旅編が幕を開けます。

私は、昔から地図の端っこ(岬)に猛烈に惹かれる性分。今回は下北半島と津軽半島のダブル制覇を掲げ、まずは本場の津軽三味線ライブでテンションを最高潮まで高めます。

車内BGMを津軽三味線に設定して、まずは本州最北端・大間崎へ。名物の「大間のマグロ」を求めて直行しましたが、時期的な不漁もあって赤身のみ。自然相手のグルメには波がありますね!

しかし、海沿いのパノラマビューは圧巻の一言!

続いて下北半島の東端、『尻屋埼灯台』へ。個人的には大間を上回る大ヒット! 白亜の灯台と360度の青い海のコントラストが素晴らしく、息を呑む絶景でした。

こんなに美しいビーチなのに、海水浴客がゼロという贅沢空間を横目に、日本三大霊場の一つ「霊場 恐山」へ。

独特の静寂と硫黄の香りが漂う恐山菩提寺、そして隣接する「宇曽利山湖」のエメラルドグリーンの水面は、この世とは思えない美しさでした。

翌日は津軽半島へシフト。下北に比べてコンパクトですが、海岸線のワインディングロードが最高で、ドライブコースとしての完成度は抜群!

視界いっぱいに広がる海を眺めながら、「津軽海峡・冬景色(※真夏ですが)」のメロディを口ずさみつつ龍飛崎方面へ。

南下して五所川原の『立佞武多の館(たちねぷたの館)』へ立ち寄ると、ビルの4階吹き抜けにそびえ立つビル7階相当(約23m!)の巨大山車に圧倒されました。
最上階から見下ろすと、足がすくむほどのスケール感! これが街を練り歩く本番のお祭りは、さぞ大迫力でしょう。

続いて秋田県へ突入。秋田駅で秋田犬となまはげの出迎えを受け、目指すは男鹿半島!

『男鹿水族館GAO』で白くまや魚たちに癒されていたのですが、ここで緊急の仕事連絡が。
以前からルール違反やトラブルが続いていた一部会員様について、現場スタッフと緊急リモート会議を実施。他の真剣な会員様とスタッフを守るため、断腸の思いで「強制退会」の厳しい決断を下しました。
男鹿半島の日本海を見つめながらの重い決断でしたが、結婚相談所が安心、安全な出会いの場であるためには、ブレない規律と誠実さが欠かせません。
美しい海を背に、改めて仲人としての責任を噛み締めた瞬間でした。

気持ちを切り替えて、男鹿半島の最北端『入道崎』へ。「日本の灯台50選」であり、全国に16基しかない「登れる灯台」の絶景を堪能。

次は『なまはげ館』へ。「悪い子(サボる婚活生)はいねがぁ〜!」と本気でお面を被ってアドバイスしたくなるような迫力でした(笑)。
最終目的地は岩手県。真っ先に向かったのは、世界のスーパースター・大谷翔平選手や菊池雄星投手の母校「花巻東高校」です。
「さすがに学校に行くのはミーハーすぎたか……?」と思いきや、普通に全国からファンが訪れる観光名所になっていました。

幸運にもグラウンドで練習試合(9対1で圧勝)を観戦できたのですが、一球に対する集中力とキビキビした動きは、もはや公式戦さながら。超一流を育てる環境の熱量に深く感動しました。

モニュメントの手形に自分の手を合わせてみると、関節ひとつ分以上サイズが違う! 世界の頂点で戦う人のスケール感を肌で体感してきました。

翌日は一関市へ移動し、名勝「厳美渓」へ。

渓谷をロープ伝いにカゴが飛んでくる名物「空飛ぶだんご(かっこうだんご)」を体験。川の向こうから颯爽とお茶と団子が滑空してくるシュールさに癒されます。

世界遺産の『毛越寺』と『中尊寺』を巡り、奥州藤原氏の歴史に思いを馳せる穏やかな時間。

旅の締めくくりは、老舗『芭蕉館』のわんこそば! お盆にずらりと並ぶ一口そばを流し込み、36杯で気持ちよくフィニッシュ。大満足でみちのく一人旅の幕を閉じました。
よく会員様から「どうやって一人旅のルートを決めているんですか?」と聞かれます。
私のやり方はシンプルで、「直近2日分の宿だけ押さえて、あとはGoogleマップに気になった場所のピンを立ててノリで走る」スタイルです。口コミをチェックしながら効率よくルートを組めば、大外れすることはありません。
これはデートプランの組み立てでも全く同じ。最初からガチガチに固めすぎず、「ピンをいくつか立てておいて、二人の気分で選ぶ」くらいの余白がある方が、トラブルすらも楽しいハプニングに変わります。
そして何より、旅も結婚生活も「どこへ行くかより、誰と行くか(誰と経験を分かち合うか)」が一番大切です。
50年ぶりの再会に涙したお義母さんたちのように、あるいは旅先から戻って「こんなことがあったよ!」と笑顔で語り合える家族のように。
人生という長い旅路を、ずっと一緒に面白がって歩めるパートナーを見つけてほしいと心から願っています。
本州に戻った瞬間、サウナのような熱気に「やっぱり北海道に戻りたい!」と叫んでしまった私ですが、今月も多くの成婚カップルが誕生しました。
まだまだ暑い日が続きますが、体調にはくれぐれも気をつけて、素敵な出会いの秋に向けて一歩を踏み出していきましょう。
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成婚しました。ありがとうございました。
酷暑日のデート、涼しいところに避難してのプロポーズ。良くも悪くも、いや今回は良いことしかないできごとになりました。暑い以外は。
担当さんとの相性が良くて、素直に行動することができたと思っています。おかげさまで半年以内に出会いがありました。幸せになります。