本日、11月22日は「いい夫婦の日」です。この日に婚姻届けを出した夫婦が多いのではないでしょうか? 11月22日は市役所に行列ができるほど。
「プロポーズはこの日!」と決めた男性もいるでしょう。恋人がいるあなたにとって、11月22日はどのような一日になるでしょうか?
「今日が記念日」という人にとって、素敵な一日であれば幸いです。
この記事では、「いい夫婦」にまつわる家族や夫婦の意識調査について徹底解説いたします。

夫婦の日を祝おう!

成婚されたご夫婦にも幸あれ!
✔「いい夫婦」にまつわる意識調査
✔みんなにとってのいい夫婦とは?
✔1万人女性意識調査「家族・夫婦の昔と今」

「いい夫婦の日」では、毎年、一般応募のアンケートと社会背景を基に「いい夫婦の日」をすすめる会が選出する理想の有名人夫婦「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を発表しています。
2023年で35周年を迎える「いい夫婦の日」。意外にも歴史があることに驚く方もいるでしょう。
まずは「いい夫婦の日」ができた理由や由来を紹介します。
「いい夫婦の日」は、1985年に政府が経済対策会議で「ゆとりの創造月間(11月)」を提唱したことをきっかけに、1988年に財団法人余暇開発センター(現:日本生産性本部)が提案した「ふたりの時間を大切にする日」です。
「夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイル」として提案され、夫婦はもちろん恋人や大切なパートナーへの想いを“カタチ”にする機会になればとの願いから提案されました。
「いい(11)」「ふうふ(22)」の語呂合わせで11月22日に決定されています。
夫婦にちなんだ記念日は11月22日だけではありません。
「ふうふ(22)」「ふさい(23)」「いい(11)」「よい(41 or 4)」など、縁起の良い語呂合わせにあやかった記念日はたくさんあります。
このうち「よい夫婦の日(4月22日)」は、1989年11月の国連総会で1994年を「国際家族年」とする決定を受けて、同年に講談社が制定しました。
『ラポールアンカー』がおこなったアンケート「いい夫婦の日」に入籍または挙式した夫婦241人によると、「いい夫婦の日」に入籍した理由を聞いてみました。
なかには偶然その日になったカップルもいるようですが、「いい夫婦の日」の縁起の良い響きや忘れにくそうなことを理由に挙げたカップルが多くいます。
実際に「結婚記念日を忘れない」と回答した人は約90%もいて、約85%が「夫婦円満」だと回答しているのも嬉しいポイントです。
ラポールアンカーのアンケートでは「いい夫婦の日」の過ごし方も紹介しており、その結果は以下のとおりです。
「外食する」「旅行する」と回答した人が最も多く見られました。少しでも特別な時間を過ごそうとする夫婦の絆がうかがえます。
「いい夫婦の日」に結婚した夫婦は食事のイベントを企画する割合が多いです。家事の負担を減らし、ゆっくりとおいしい料理を楽しむのは、良い時間を過ごし方ですね。
11月23日が「勤労感謝の日」で休みなこともあり、22日から23日にかけて1泊旅行に出かけるのも人気の「いい夫婦の日」の過ごし方です。
秋の紅葉を楽しむこともできます。子どもがいるとなかなか難しいですが、少しでも夫婦の時間を楽しめると良いですね。
どのような夫婦が「いい夫婦」なのか、時代や文化によっても異なるでしょう。昔の「夫唱婦随」(夫が主張して妻が従う、という関係)から、現在ではどう夫婦が評価されるのでしょうか。
夫婦のあり方にはいくつかのパターンが考えられます。例えば、「家庭内協力」「夫唱婦随」「性別役割分業」「夫婦自立」という分類があります。
この分類は、NHKが5年に1回実施している「日本人の意識調査」で用いられる、「理想の家庭」の選択肢です。
「理想の家庭」の項目について、2013年と第1回の1973年の調査結果を比較してみましょう。
<2013年>
家庭内協力 48% / 夫婦自立 23.5% / 性別役割分業 14.9% / 夫唱婦随10.3%
<1973年>
性別役割分業 39.2% / 夫唱婦随 21.9% / 家庭内協力 21.2% / 夫婦自立 14.5%
時代が変われば「理想の夫婦観」も変化しています。
「性別役割分業」とは、男は外で仕事、女は家で家事という夫婦の役割分担制です。この間までは、このタイプがあたり前だったように思います。
その後、女性が活発に社会進出を果たし、ワークライフバランスにより、2013年には「家庭内協力」が1位になりました。
「家事も育児も一緒にやろう」というのがこのスタイルです。
1位:話をする・聞く
2位:ほどよい距離感(干渉しすぎない)
3位:信頼する
4位:コトバにして感謝を伝える
5位:ふたりで出かける
適度な距離感をもって、話をしたり聞いたりするというのは、何でも話し合う「家庭内協力」とも、何でも夫の言うことに従う「夫唱婦随」のどちらでもありません。
特に、年配で結婚歴の長い夫婦にこの回答が多かったのが特徴的です。超高齢社会を迎え、夫婦の連れ添う期間が相当長くなったことに起因しているのでしょうか。
1位:買い物
2位:外食
3位:国内旅行
4位:ドライブ
5位:料理以外の家事
結婚歴5年未満の夫婦では「育児」がベスト4に入っていますが、全体では6位でした。
また「自分たちは円満」の回答者は「外食」「買い物」が上位でしたが、「円満でない」の回答者は「とくに一緒にしていることはない」が上位です。
1位:お子さんについて
2位:休みなどの予定
3位:食事や食べ物
4位:健康・体調
5位:仕事・会社
若い夫婦では「休みの予定」「食べ物や食事」「仕事・会社」が上位でした。年配になると、「健康・体調」「食事や食べ物」「お子さんについて」と、年代により話題のジャンルが違います。
また、円満な夫婦は「休みの予定」「食事や食べ物」「健康・体調」と、共通の話題が活発であるのに対し、円満でない夫婦は「とくに夫婦で話すことはない」と答えています。
ほどよい距離感を保ちつつ、さまざまな話題や活動を共にして仲良く付き合う、というスタンスが現代版「いい夫婦」のお手本だといえるでしょう。
公益財団法人 日本財団が「1万人女性意識調査」の第1回として、「家族・夫婦の昔と今」の調査結果を発表しています。
その名の通り、全国18〜69歳の女性を対象に、1万人分の回答より集計した調査結果をご紹介いたします。

[データ/JLCA通信抜粋]
全体の約90%が変わったと感じています。
次は、この「変わった」と感じた約90%の人に「特に変わったと感じている」ところを聞いた結果です。

最も多いのが共働きを含む「働く女性の増加」となっています。
そして次に「非婚化・晩婚化」となっています。統計からも実際に非婚化・晩婚化は進んでいますが、世の女性も特に変わった点としてハッキリ感じている事実がありました。

そして変わった点と変わっていない点です。この変わっていない点がそのまま女性の社会進出の阻害要因のように思えます。

「共感しない」が全体の約70%となっています。女性の社会進出とともに意識も変化していることがわかります。
最後は、肝心の結婚についてです。

こちらは自分の考えに近いと思う選択肢を、「いくつ選んでも可」とした結果です。左から1.2番は結婚にあまり良くない印象でした。
3.4番目で、結婚について前向きな選択になっています。

次に2つまでの選択になるといかがでしょうか?
トップが「希望や安心感を得られる」に変わっており、次に「今の生活に満足している」という結果になりました。
選択数が制限されると、このように結果が変わるという興味深い結果です。選択が限られた分、こちらがより本音に近いといえそうですね。
さて、あなたは結婚や家族についてどのような考えがあるでしょうか? 結婚について前向きに考えられるとしたら、そして婚活を希望しているとしたら、ぜひ婚活アドバイザーに一度相談してみてくださいね。

「11月22日はいい夫婦の日!パートナー・オブ・ザ・イヤー」はいかがでしたか?
11月22日は「いい夫婦の日」です。さて、あなたは「良い夫婦関係」について、どのようなご意見をお持ちでしょうか? 本日は、愛するパートナーと「いい夫婦」について話し合ってみましょう。
「いい夫婦」の定義は時代によって差がありますが、夫婦円満の秘訣は日頃からのコミニュケーションが第一です。愛するパートナーの気持ちに共感し、楽しい結婚生活を送りましょうね。
あなたの婚活をラポールアンカーが応援しています。
【参考】歴代のパートナー・オブ・ザ・イヤー



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