厚生労働省の統計によると、1年間に結婚する人は約70万組。一方で、離婚する人は約25万組という数字が出ています。3組に1組が離婚する世の中です。また、結婚したカップルの内、初婚同士ではないものが約17万組存在しています。

この17万組にはどちらかがバツイチで、相手が初婚という組み合わせもあるので、実際に再婚した人はそれよりも少なくなりますが、それでも離婚した人の約半分はその後、再婚しています。

実は結婚相談所にも、離婚前の相談はあるものです。例えば、「離婚をしていないけど、その予定だから結婚相談所に登録できる？」などです。

もちろん、結婚相談所は独身者だけが登録できるので、離婚の「予定」であっても登録はできません。

結婚相談所の登録には「独身証明書」が必要になるからです。

それでは、離婚後いつから結婚相談所に登録できるようになるのでしょうか？

この記事では、離婚後の再婚禁止期間と結婚相談所の関係性について徹底解説いたします。

「離婚後、すぐに婚活を始めたいけどできる？」という人にとって参考になる婚活ブログです！

離婚直後でも結婚相談所に登録できる？離婚後の再婚禁止期間

再婚する人が増えているのは、社会の価値観の変化によるものが大きいです。

以前は、離婚するというと「人間性に問題があるのでは？」と周囲に見られてしまうため世間体を気にする夫婦が多くいました。

「仮面夫婦」でも、離婚せずに籍を入れたままでしたが、そのようなプレッシャーがなくなったために、離婚しやすくなったのです。バツイチではそれほど周囲からマイナス評価を受けることはなくなったといえるでしょう。

離婚後の再婚禁止期間は100日

離婚後に素敵な人と出会い、再婚したいと思うこともあるでしょう。しかし、女性側が再婚する場合、一定の再婚禁止期間が設けられています。

これは、再婚した後に妊娠が発覚したとき、父親が前の夫なのか今の夫なのかわからなくなってしまうためです。

しかし、全てのケースで再婚禁止が適用されるわけではありません。離婚すればお互いに自由になるので、女性は再婚禁止期間があるものの、それを守ってさえいれば基本的には問題ありませんが、離婚から300日以内に出産した子供は、前夫の子と推定されることと民法772条で定められています。

そのため戸籍上は前夫の子として処理されます。この場合、たとえ再婚していたとしても、現夫の子として届け出ることはできません。そうなると、嫡出否認訴訟、親子関係不存在確認訴訟、父を定める訴えなどの法的手続を経た上で、戸籍の改変手続を行うことになります。

このような手続きが煩雑で、子について出生の届け出をしないと、戸籍登録されていない子供となってしまいます。このような子は、「教育等の必要な行政サービスを受けられない」など著しい不利益を受ける可能性があるのです。

婚活をするなら、この状況を加味して利用を開始しましょう。もちろん男性は、離婚直後から婚活を始めても問題ありません。時期を考えて婚活を優位に進めましょう。

離婚後の再婚禁止期間に該当しない事例

実はこの法律、「必ず100日間待ちなさい」というわけではなく、特例があります。該当しないケースは以下の通りです。

1.離婚したときに妊娠していなかったことがわかる証拠がある場合

2.離婚前から妊娠していて、離婚後に出産した場合

3.離婚した前の夫と再婚する場合

4.高齢で、妊娠の可能性がない場合

5.夫が失踪宣言を受けた場合

6.夫の生死が3年以上不明で裁判離婚した場合

7.離婚後に避妊手術を受け、妊娠不能の意志の診断書を添えて届出した場合

このケースに該当しない場合は、すぐに再婚をしても良いのです。結婚相談所側もこのケースを見極めて、登録の可否をしています。

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再婚の期間は女性だけに制限のある法律。さて、離婚で散々な思いをした女性は再婚しても幸せになれるのでしょうか。

実は、離婚後に再婚をして幸せになれる女性には共通点があります。

離婚したときの状況は夫婦それぞれですが、「とにかく終わらせたい」と焦って離婚した人が多いです。

特に女性の場合は、「顔も見たくない」「話したくもない」と感情的で離婚を決める傾向にあります。

次の出会いと再婚をスタートさせようと考えているのであれば、まずは自分の過ごした結婚生活を振り返ってみてはいかがでしょうか？　そこに夫婦円満の反省点やヒントが隠れています。

例えば、顔がかっこよく、年収も高い、職業も安定している夫……。もちろん素晴らしいことですが、長く結婚生活を続けるためには、条件よりも中身を重視して選ぶ女性が再婚を成功させています。

自分が本当に幸せになれるかどうか、選択に間違いはないかをチェックしてみましょう。

男性に好かれようと、全てを相手に合わせるのは禁物です。昔から男は追えば逃げ、逃げれば追ってくると言われるように、基本的に単純な生き物です。

結婚生活にも自由は必要であり、家族、夫婦の前に一人の人間です。再婚後も自由な時間を上手に取り、趣味や価値観を大事にして、上手に付き合っていけば、夫との距離をいい感じに保っているものです。

前の夫で失敗してしまった距離感を見直して、次に活かしましょう。

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「離婚しましたが、やっぱり一人では寂しいと思い、再婚を決意しました。再婚期間100日ルールはありますが、私は該当していないので問題ありません」と、前向きな気持ちに共感いたしました。

離婚直後は気持ちが不安定なもの……。だからこそ、第三者に相談することで心のモヤモヤが晴れるかもしれません。大切なのは、あなたが将来どのような人生を送りたいかです。

再婚を考えたら積極的に応援するのも、結婚相談所の役目なのです。

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まとめ

「離婚直後でも結婚相談所に登録できる？離婚後の再婚禁止期間」はいかがでしたか？

再婚では、100日の再婚禁止期間が設けられていますが、妊娠の可能性はないと明確に証明できるような場合などは、この限りではありません。再婚を検討している人は、注意しつつ再婚時期を検討しましょうね。

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